カルシウム防錆工法「オネストライマー」

錆びにくい水とは

水質の違いで、金属が錆びにくい水があることが古くから知られています。 カルシウム分の豊富な硬水地域や、良質な井戸水では金属は錆びにくいのです。残念ながら、日本は一部の地域を除いて極端な「軟水」地域であり、そのため、金属にとって、錆やすい水と言えます。

水質の違いによる配管の違い

カルシウム防錆装置とは

カルシウム防錆装置は、現在の水道水に水酸化カルシウムの飽和水溶液と炭酸水を注入して、弱アルカリ環境の水質に改善する仕組みの装置です。

この錆びにくい水質に改善された水により、給水配管内面を防食するのが、カルシウム防錆装置「オネストライマー」です。

元々この装置は、浄水場などで地域に配水するための配管が老朽化して住民から赤水のクレームが出るようになった給水施設において、赤水を止め配管の錆びの進行を抑えることを目的としたものです。それを小型化した装置が、全国のビルやマンションで、多数使用されております。

オネストライマー装置で水酸化カルシウム飽和水溶液を製造し、受水槽にわずかな水溶液と炭酸ガスを併用して注入することで、受水槽内の水質が弱アルカリ水環境に改善されます。これにより、配管の延命と健康に優しい水に変わります。

装置の特徴

  • 水酸化カルシウム飽和水溶液により、pH値を高め(弱アルカリ性)コントロールすることで、錆びにくい水質に改善します。
  • 改善した錆びにくい水により、配管内面に炭酸カルシウムの皮膜を形成し、配管の腐食を抑制します。
  • 皮膜により、給水配管を錆から守り、赤水を防止します。
  • 給水配管及び給水設備の寿命を大幅に延命します。
  • 配管の残存耐用年数を約3倍に延命できます。
  • 金属を始め、様々な物質の溶出を抑えることができます。
  • 水の鮮度が維持され、おいしく、健康にやさしい水を供給します。
  • 給水管及び給湯管に防錆効果があります。
水質の違いによる配管の違い
オネストライマー(HONEST LIMER )

腐食抑制効果

各地方自治体浄水場で、消石灰水質改善による腐食抑制効果の検証試験が実施され、無処理水と改善水でのSGP(亜鉛めっき鋼管)管による腐食量比較が行われ、6ヶ月後の腐食量は無処理水の約1/3(防食効果3倍)で、腐食抑制効果が大きいと結論付けられています。また、銅管についてもpHを弱アルカリ側へ傾けることで、腐食抑制効果を発揮します。

防錆対象
  • 給水管:亜鉛めっき鋼管・樹脂ライニング鋼管
  • 給湯管:銅管・ステンレス管(SUS)
  • 給水設備機器類
健康にやさしい水
  • ミネラル分が今までより若干増えますので、健康にやさしい水と言えます。
水質改善効果
  • 錆による赤水を止めることができます。
  • 健康に影響のある有害金属の溶出を抑えます。
防錆効果
  • 炭酸カルシウムの皮膜を形成して、水道管を錆から守ります。
  • 給湯管(銅管)を孔食から守ります。
給水設備延命効果
  • 水道器具など施設全体の寿命を大幅に延命させます。
  • 腐食進行による漏水を抑えます。
  • 錆びコブによる水道管の詰まりを防止します。

装置設置システムフロー図

オネストライマーは受水槽の傍に設置され、市水の流入に連動して水質改善が行われます。

装置設置システムフロー図

装置設置事例

マンション受水槽水質改善設置事例

蓄熱槽水質改善設置事例

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